人はみな同じ24時間しかありません。
その中で成功する人は何が違うのでしょうか?
あの有名なアップルの最高経営責任者であるティムクック、作家の村上春樹、Twitter創業者のジャック・ド―シーなど、早起きの成功者はたくさんいます。
そこまでの世界的な成功を手に入れることは望んでいないけど、今より少しだけ成功したい。
そんなことを思う方は多いのではないでしょうか?
そんな疑問に対して、今回の本記事を読むことで朝の時間を効率的に過ごすことができます。
私は普段、理学療法士として働いています。理学療法士とは病院や在宅でリハビリをする身体の専門家です。普段は主に病気やケガでリハビリが必要になった方にサービスを提供しています。
効率的に身体を動かす方法や、人の体の仕組みを日々勉強しています。今回の記事も科学的根拠に基づいたものを紹介しています。
ぜひ最後まで記事を読んでいただき、成功のステップにしていきましょう!
ストレッチ
朝起きると自然と伸びをしたり、ストレッチをすることがあります。
ストレッチをすると目が覚めることを身体は無意識に知っているからです。
夜寝ている間はじっとしている姿勢のため、筋肉が縮んで硬くなった状態にあります。
とくに体を曲げて寝ることが多い人は筋肉が縮んだ状態にあります。
起きたときには縮んだ筋肉が、自然と元の位置に戻ろうとするため伸びをする事が多いです。
ストレッチをすることで筋肉が軟らかくなり血流が促され、体温や内臓機能が活発化してきます。
肩こりや腰痛のある人は筋肉に血流を促し、身体を軟らかくすることが大切なため、ストレッチをすることがおすすめです。
また、脳への影響もあります。
血流が良くなり、脳に十分な血流が送られると、脳の働きが良くなるので集中力がupします。
ストレッチは自律神経にも効果的に働きます。
寝ている時にはリラックスした状態にあるため副交感神経が優位に働いています。
起きて元気に活動するためには副交感神経から交感神経への切り替えが必要です。
この切り替えのスイッチになるのがストレッチです。
いいことだらけのストレッチですが、痛みのない範囲で行うことや反動をつけて行わないことが重要です。
慣れてきたらヨガを取り入れることもおススメです。
運動
朝に運動することも大切です。
軽い散歩やヨガなどをおこなうと良いでしょう。
ストレッチと同じように血流が良くなるため、目が覚めたり、集中力が上がったりします。
さらに、朝の運動には基礎代謝があがるという研究もあります。
朝から運動すると基礎代謝が10%アップするとも言われています。
朝の早い時間から基礎代謝の高い状態で一日を過ごすことができるため、ダイエットにはもってこいです。
ぜひ朝に基礎代謝を上げて痩せやすい身体で一日を過ごしていきましょう!
散歩等で日光を浴びるとさらに良い効果があります。
日に浴びることで目覚め後の覚醒が促進されるだけでなく、「メラトニン」と呼ばれる睡眠にとても重要なホルモンが刺激されます。
メラトニンは別名「睡眠ホルモン」とも呼ばれています。
メラトニンの量が増えると自然と眠たくなってきます。
日光に当たるとメラトニンの分泌が抑制されます。
また、日光に当たってから14~15時間後に分泌するといわれています。
つまり、朝起きて日に当たることによって目が覚めて、夜に自然と眠たくなるリズムが作られるということです。
曇りの日や雨の日でも屋外に出て光を浴びるだけでも効果はあります。
朝、カーテンを開けて日光を浴びながらヨガをすることもいいですね。
忙しい朝に運動する時間が取れないといった方は通勤時の動きを見直してみることをおススメします。
まとまった時間が取れなければ通勤を運動の時間に変えてしまえばいいのです。
車での通勤方法を自転車に変えてみる。
そこまでできなくても、いつもの駅まで早歩きで歩いてみる。
普段使っているエレベーターを階段に変えて上り下りする。
普段の通勤のちょっとした工夫で運動することができます。
ちなみに私は自宅から職場まで、息が止まるんじゃないかというくらい全力で自転車をこいで通勤しています。
そのおかげか、どれだけ朝寝起きが悪くても会社についてからは眠たいと感じなくなりました。
これも運動の効果ですね。
クリエイティブな発想をする
私たちは日々いろいろな決断をしています。
今日着る服を決め、職場までの時間を逆算します。
ゴミ捨ての曜日は今日だから朝ゴミを捨てて…と確認しながら朝ご飯を準備する。
など、朝から晩まで決断しっぱなしです。
常に脳は働いており、決断する度に少しづつ疲れていきます。
夜仕事から帰ってくるとへとへとで何もする気が起きない…
といったことも多いのではないでしょうか。
これは脳が繰り返し決断をしづ付けた結果、電池が切れた状態です。
朝は脳がまだ疲れていない状態です。
いわばフル充電してある状態です。
朝の3時間は脳のゴールデンタイムとの呼ばれます。
このゴールデンタイムに合わせて勉強や読書、仕事などの知的活動をしていきましょう。
今までになかった創造的、独創的なアイデアが出てくるかもしれません。
難しい問題や積極的に取り組みたいことについては朝行うべきです。
逆に夕方や夜はあまり脳を使わなくて済むような単純作業が向いています。
ぜひ朝の時間を有効活用していきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ストレッチや運動、仕事内容といった朝すべきことをとりあげていきました。
ひとつひとつをみていくとそんなに難しい事はしていません。
世界的な有名人も朝の活動を有意義に過ごすことで成果をあげているといっても過言ではありません。
あなたもぜひ朝の過ごし方を見直してみましょう。
成功するステップは意外と小さな積み重ねかもしれません。
コメント