あなたは自分の肌に自信がありますか?
年齢とともに気になるお肌の調子。
美肌の人は何が違うのでしょうか?
きっと私たちが知らない秘密があるはず。
ということで、今回は美肌の人が自然とやっている行動を記事にしました。
この記事をみることによってちょっとした工夫や気をつけるポイントが分かります。
ぜひ最後までご覧ください。
私は普段、理学療法士として働いています。理学療法士とは病院や在宅でリハビリをする身体の専門家です。普段は主に病気やケガでリハビリが必要になった方にサービスを提供しています。
効率的に身体を動かす方法や、人の体の仕組みを日々勉強しています。今回の記事も科学的根拠に基づいたものを紹介しています。
ぜひ最後まで記事を読んでいただき、成功のステップにしていきましょう!
良質な睡眠をとる
良い睡眠をとることが美肌には重要です。
これは、寝ている最中に肌のターンオーバーを促しているからです。
ターンオーバーとは肌が生まれ変わるということです。
この、ターンオーバーを促しているのは脳下垂体から分泌される「成長ホルモン」です。
この成長ホルモンの働きによって肌は生まれ変わっています。
成長ホルモンと言えば、人の乳幼児期にたくさん分泌されています。
赤ちゃんや子供の肌はすごく綺麗ですよね。
そして、この成長ホルモンは大人になっても分泌されています。
特に睡眠中は成長ホルモンがたくさん分泌される大切な時間です。
寝不足や睡眠の質が悪いと成長ホルモンの分泌量が低下して、肌のターンオーバーが乱れてしまいます。
では、良質な睡眠をとるために何を意識すればよいのでしょうか?
まず一つ目は入眠時間です。
成長ホルモンの分泌時間は午後10時~午前2時に最大になるとされています。
この午後10時から午前2時が「美肌のゴールデンタイム」とも言える重要な時間です。
この時間を深い眠りで過ごすことで成長ホルモンの分泌を促し、肌のターンオーバーを促していきましょう。
夜更かしは美肌の天敵ですね。
そして二つ目は朝起きてからの行動です。
朝起きたら”日光”を浴びましょう。
カーテン越しの光でも構いません。
朝、日光を浴びることで目覚め後の覚醒が促進されるだけでなく、「メラトニン」と呼ばれる睡眠にとても重要なホルモンが刺激されます。
メラトニンは別名「睡眠ホルモン」とも呼ばれています。
メラトニンの量が増えると自然と眠たくなってきます。
日光に当たるとメラトニンの分泌が抑制されます。
また、日光に当たってから14~15時間後に分泌するといわれています。
つまり、朝起きて日に当たることによって目が覚めて、夜に自然と眠たくなるリズムが作られるということです。
曇りの日や雨の日でも屋外に出て光を浴びるだけでも効果はあります。
朝、カーテンを開けて日光を浴びながらストレッチや軽い運動をすることもいいですね。
紫外線ケアを徹底する
なんとなくわかっているけど、どうして紫外線のケアをしなければならないのでしょうか?
それはメラニン色素と炎症によってお肌にダメージが蓄積されるからです。
メラニン色素とは私たちの身体を色付ける色素です。
一般的に、メラニン色素が多いほど色が黒くなると言われています。
この、メラニン色素ですが、肌に紫外線が当たると合成が促されます。
そのため、皮膚が黒くなったり、シワやたるみの原因になります。
また、肌が赤くなった状態はお肌が急激な炎症が起きた状態です。
夏の海で急に日焼けをしすぎて真っ赤になった経験はだれもがあると思います。
この急激な炎症によって肌内部の水分は蒸発し、お肌のキメは乱れます。
また、その状態を繰り返すと皮膚は自身を守ろうと硬く、厚くなります。
硬く、厚くなった皮膚は弾力を失いシワやたるみを引き起こします。
若い時には肌のダメージを受けても、ターンオーバーで新しいお肌の生まれ変わりが促されるため、新しいお肌に生まれ変われるためシワやたるみは目立ちません。
年齢を重ねて、ターンオーバーのサイクルが遅くなってくると、お肌の回復が間に合わずシワやたるみが深く残ったままになります。
これが、年齢とともにシワやたるみが増える原因です。
紫外線からお肌を守ることでダメージを受けないことが何よりも大切です。
紫外線は、夏や晴れた日だけではなく一年中あります。
そのため、冬の曇りの日でも安心せず、紫外線対策だけは怠らない様にしましょう。
運動
最後は運動です。
運動によって全身の血流が良くなり代謝が上がります。
特にウオーキングや水泳などの有酸素運動は血液の流れをよくし、肌の毛細血管の隅々まで十分な酸素と栄養を届けます。
また、運動で汗をかく事によってお肌への水分が増し、お肌の表面が軟らかくなります。
それに加えて毛穴に詰まった余分な皮脂を排出することで毛穴の中の皮脂が参加して黒ずむことを防いでくれます。
美肌のためには運動は欠かせない要素と言えます。
では、どんな運動が良いのでしょうか?
一つ目は先ほどのウオーキングや水泳などの有酸素運動です。
できれば毎日、継続的に行う事が望ましいです。
忙しくてなかなかまとまった時間が取れないという人は、日々の生活の中にうまく取り入れるようにしましょう。
通勤方法を車から自転車に変えてみる、一駅前で降りて歩いてみる。エスカレーターやエレベータを使わず階段を使ってみる。
少しの工夫で上手に取り入れていきましょう。
2つ目はHIITと呼ばれる「高強度インターバルトレーニング(High-Intensity Interval Training)」です。
インターバルトレーニングとは高負荷の運動と低負荷の運動を交互に繰り返すトレーニング方法です。
具体的には100メートルの全力疾走をした後にジョギング60秒を1セットとしてそれを繰り返すという流れになります。
ポイントは無酸素状態になるほど自分を追い込み心拍数を上げることが大切です。
心拍数の目安は最大心拍数(220-年齢)の8~9割が目安になります。
40歳の人は220-40=180が最大心拍数となります。
その8~9割なので144~162程度を目安としてみましょう。
やってみると分かるのですが、かなりキツイ負荷をかけないと心拍数はあがりません。
とてもキツイ運動ですが、これを行う事によって「成長ホルモン」の分泌量が盛んになるとされています。
成長ホルモンは睡眠のところでも触れましたが、お肌にとって重要な働きをしています。
美肌を手に入れるためにぜひチャレンジしてみて下さい。
強度の高い運動になるのでケガに気をつけることや体調に合わせて行うようにしてくださいね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
美肌の人が自然とやっている行動として「睡眠」「紫外線」「運動」をみていきました。
少しの工夫でお肌の調子が良くなっていきます。
継続することが重要なので、難しく考えずにまずは出来そうなところから始めてみましょう。
あなたの生活に少しでも役立てば幸いです。
コメント