明日を良い日にするための夜の過ごし方3選

普段、夜をどのように過ごしていますか?

家族と夕食をとり、子供をお風呂に入れて寝かしつけ、テレビやYouTubeを何となく見て過ごす。

晩酌を始めて、気づけば寝る時間が遅くなり明日も仕事かと思いながら布団にもぐり込む。

そんな方も多いのではないでしょうか?

でも、今日の夜の過ごし方によって明日が良い日になるのかを決めているとしたらどうでしょう。

夜の過ごし方を見直してみようと思いませんか?

少し意識するだけでも毎日の行動は変わってきます。

では、何を意識すればよいのでしょうか?

今回の記事を読んでいただけると具体的にどう過ごすべきかが分かります。

私は普段、理学療法士として働いています。理学療法士とは病院や在宅でリハビリをする身体の専門家です。普段は主に病気やケガでリハビリが必要になった方にサービスを提供しています。

効率的に身体を動かす方法や、人の体の仕組みを日々勉強しています。今回の記事も科学的根拠に基づいたものを紹介しています。

ぜひ最後まで記事を読んでいただき、成功のステップにしていきましょう!

良い睡眠をとる

夜の過ごし方としてまず思いつくのが睡眠です。

睡眠は体を休ませるのはもちろんのこと、「脳」を休ませることで精神的にもリフレッシュすることができます。

できれば良い睡眠をとりたいと誰もが思っているはずです。

では、具体的にどのような行動をとるべきでしょうか。

ポイントは寝るまでの食事、お風呂の時間です

まず、食事は寝る3時間前までに済ませましょう。

寝る直前まで食べていると、消化のため内臓に血液が必要となり、脳に十分な血流がいきわたりません。

良い睡眠をとるために、就寝時に脳に十分な血流が与えられるよう意識するべきです。

そのため、食事の時間を調整しましょう。

また、お風呂の時間は寝る1~2時間前に入る方が良いでしょう。

人間の身体は体温が下がっていくことで眠気を感じます。

雪山で遭難した人がだんだん眠たくなっていくドラマを見たことはありませんか?

これは体温が下がっていく過程で眠気が襲ってきているからです。

この理屈を利用して、寝る1~2時間前にお風呂に入り、体温を上げます。

その後、少しづつ体温が下がっていくことで徐々に眠りへと移行します。

お風呂の時間を調整することで体温をコントロールし、食事の時間を調整することでいい質の睡眠をとるようにしていきましょう。

今日の出来事や明日の目標を書きだす

今日の出来事や明日の目標を紙に書きだしてみましょう。

日記をつけることも有効です。

日記が続かない、めんどくさいと言う人にはいらない紙に今の状態を書きだすだけでも大丈夫です。

なぜ、書きだすことが大切なのでしょうか?

人は誰でもストレスを抱えています。

何となく気になることがあってモヤモヤした感じがする経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

このモヤモヤした感じがストレスとなるため、それを書きだすことによってスッキリします。

書きだすことによってストレスが軽減したということですね。

また、日記に記録をつけることによって頭の中で覚えていなくてもいいんだと自然と脳が反応するため、脳の容量が軽減されます。

書きだすことで頭の中が整理されていくのが分かると思います。

書きだされた紙を見ることで自分自身を客観的にみることもできます。

この自分自身を客観的にみることにより、自分が何を不安に思っているのかが明確になります。

書きだした文字をみると意外と大した不安ではなかったと思うこともあるでしょう。

さらに、やりたい目標なども書きだすとポジティブな思考も出てきます。

ポジティブな思考をたくさん出すことで不安やネガティブな感情が軽減されます。

ポイントはとにかく思いつくことを書きだすことです。あまり深く考えなくても大丈夫です。

思いつくままに紙に書きだしてみましょう。

意外と、思っている自分と違う自分が出てきてスッキリするかもしれません。

反対にやってはいけないことは今日の出来事をいつまでも思い返すことです。

今日あった失敗や後悔をいつまでも考えてしまい、気づけば時間がたっている…

たまにはそんな日もあるかと思います。

そんな時はとりあえず1回紙に書きだしてみましょう。

出来事や反省点、対応策など思った以上に色々書きだせるはずです。

そして、書き終わったら次の日に見返すと思って忘れて下さい。

頭の片隅にずっと置いておくと、いつまでたってもモヤモヤしたストレスが残ります。

書いて忘れる!これも大切です。

読書や瞑想を行う

読書や瞑想を行う事も良い過ごし方です。

仕事や家事などで夕方から夜にかけて身体は疲れています。

脳も一日にたくさんの情報が入っているため、とても疲れた状態にあります。

現代社会では情報があふれており、その情報量は毎年増加しているとも言われています。

インターネットやSNSの普及によってさらに情報は増えていきます。

現在の私たちの1日の情報量は江戸時代の人の一生分とも言われています。

その情報を常に受け止める脳はとても疲れた状態にあります。

この脳を休ませる行為が読書や瞑想になります。

瞑想の方法は様々ありますが、基本的には自身の呼吸に合わせて何も考えない様にする行為です。

脳に入る情報や自分自身で考える事を一時的に遮断することで脳を休ませることができます。

読書と瞑想は一見関係ないように思いますが、1つの事に意識を集中するという点では同じ働きをします。

読書は活字を読むことで物語の世界に没頭できる行為です。

夢中になって物語を読み進めていくと何だかすっきりした気分になったことがある方もいると思います。

これは、読書をすることで瞑想に近い脳の状態になったということですね。

読書や瞑想を行う事で身体だけでなく脳もしっかり休ませましょう。

反対にやってはいけない事は情報を脳にたくさん与えることです。

特にYouTubeは短時間の動画が多く、視聴してもらうために刺激的な内容が多いものもあります。

そうした動画はかえって脳が疲れる原因になるため、出来れば余裕のある日に楽しむようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

普段何気なく過ごしている夜の生活が、実は睡眠を妨げたり、ストレスとなっていることがよくわかったと思います。

一つ一つの行動自体は難しいものではありません。

生活している中で一つでも取り入れてみて下さい。

そして、次の日の朝の目覚めの違いを感じてみて下さい。

朝スッキリ目覚められるようになったら、それは夜に良い過ごし方ができた証拠です。

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